夏の夜空

夏の夜空

さじアストロパーク

7月30日から8月1日まで、理科の研修会で鳥取県の天文施設「さじアストロパーク」に行ってきた。
天気予報ではくもり、もしくは雨との予報だったが、夜はまずまずの天気でいい写真が撮れた。


日没後、わずかな時間月が西の空にあったので望遠鏡にカメラを設置して撮影。
撮影者 顧問



M22 いて座 球状星団
M22(NGC 6656) いて座/球状星団(VII)
赤経 18h36.4m 赤緯 -23゚54'
光度 6.2等 視直径 17'  距離 10,400光年
撮影者 顧問

いて座にはメシエ天体の球状星団が数多くあるが、その中で一番見応えのあるのがこのM22だ。約7万個の星を含む大型の球状星団で、小口径の望遠鏡でもやや楕円であることがわかり、写真にも非常によく写る。このM22は全天で最初に発見された球状星団である。

M20 いて座散光星雲(三裂星雲)
M20(NGC 6514) いて座/散光星雲 
赤経 18h02.3m 赤緯 -23゚02'
光度 9.0等 視直径 15' 距離 5,600光年
撮影者 顧問

別名、「三裂星雲」(Trifid Nebula)と呼ばれる。最初にこの名前を使ったのは19世紀の天文学者ジョン・ハーシェルで、明るい散光星雲が暗黒星雲によって3つに引き裂かれたように見えるためこのように呼ばれるようになった。星雲中にある7等級のO7型高温星の放つ光が星雲本体を淡いピンク色に輝かせているのが特徴だが、すぐ北に青い色をした散光星雲が隣接していて、20cm以上の望遠鏡では見事なコントラストを見せてくれる。この写真ではそれがはっきりしなかったのが残念。

M57 環状星雲
M57(NGC 6720) こと座/惑星状星雲(IV) 
赤経 18h53.6m 赤緯 +33゚02'
光度 9.3等 視直径 1'   距離 2,600光年
撮影者 顧問

リング状に見えることで有名な惑星状星雲で、「環状星雲」、「リング星雲」、「ドーナツ星雲」などと呼ばれ、小口径の望遠鏡でも楽しむことができる夏の夜空の主役のひとつ。この星雲の正体は、寿命を迎えた星が放出した外層のガスが、残った中心星からの紫外線を受けて蛍光灯のように光っているものである。球状のガスの殻を遠くから見ているため、周囲がリング状に見えている。

M31 アンドロメダ銀河
M31(NGC 224)  アンドロメダ座/銀河(Sb) 
赤経 00h42.7m 赤緯 +41゚16'
光度4.4等 視直径 180'×63' 距離 230万光年
撮影者 顧問

アンドロメダ座大銀河M31は、日本から見える銀河としては最大のもので、天文ファンのみならず広く一般に知られている有名な天体だ。M31の広がりは満月を横に5つ並べたほどもあり、肉眼でもはっきり見える明るさがある。
望遠鏡が発明される以前から、オリオン座大星雲(M42)と並んで存在が知られていた。
M31は私たちの天の川銀河を含む局部銀河群の中で最大の銀河で、いくつかの伴銀河を従えている。(写真右下など)
また、数十億年後には天の川銀河と合体すると考えられている。

M27 あれい星雲

M27(NGC 6853) こぎつね座/惑星状星雲(IIIa)
赤経 19h59.6m 赤緯 +22゚43'
光度 7.6等 視直径 7' 距離 820光年
撮影者 顧問

こと座のM57(環状星雲)の約5倍の広がりを持つ立派な惑星状星雲。その姿が筋力トレーニングに使う鉄あれいの姿に似ていることから、「あれい星雲」と呼ばれている。しかし空に浮いている巨大な座布団、魔法のじゅうたん、あるいは、丸いせんべいを両側からかじった姿など、さまざまな形にたとえられる星雲である。中心に12等級の星があり、星雲の大きさは100年間に6.8″拡大している。かつて通常の恒星だった中心星が寿命を迎えてガスを放出し、余熱で放つ紫外線によって蛍光灯のように星雲が光っている。

天の川
天の川(南の空)
街の灯に照らされて少し見えにくいが・・・。
撮影者 顧問

参考: AstroArts「星空ガイド


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